AIアニメ映画『Winterhollow』が山口県・洞春寺で上映|新聞掲載の話題作をYouTubeで日本語字幕付き公開

カナダ出身のアーティスト Roxanne Ducharme(ロクサンヌ・デュシャルム) さんによるAIアニメーション映画 『Winterhollow(ウィンターホロウ)』 が、山口県山口市の 洞春寺(どうしゅんじ) にて開催されたOMNI国際AI映画祭(OMNI International AI Film Festival) で上映されました。
この上映の様子は地元新聞にも掲載され、日本におけるAI映画という新しい表現の波を象徴する出来事として注目を集めています。

AIが描く、幽玄で美しい森の物語

AIアニメ映画『Winterhollow』は、幽玄で美しくも不気味な森を舞台にしたアニメーション。その世界には奇怪な力と危険が潜みながらも、どこかホンワリとした暖かさが漂い、大人から子供まで引き込まれるはずです。
AIによって生成された映像は、幻想的でありながらどこか詩的。観る者を静かな感情の深みに引き込む、アートとテクノロジーの融合を体感できる作品です。

OMNI国際AI映画祭 × 洞春寺という舞台

上映が行われたのは、山口市の歴史ある寺院 洞春寺。古来より人々の祈りが重ねられてきた神聖な空間で、最新のAI映像技術を用いたアニメーションが上映されたことは、伝統とテクノロジーの対話を象徴する出来事でした。
この上映は、オーストラリア・シドニーを拠点にAIによって制作された映画を世界中から公募し、新たな映像表現の可能性を探るOMNI国際AI映画祭(OMNI International AI Film Festival)による特別企画。AI映画という新しい潮流を、日本の伝統的な空間で体感できる貴重な機会となりました。

地元新聞にも掲載——AI映画が地域文化の中へ

上映イベントの様子は、地元新聞紙面にも写真付きで掲載。地域メディアがAI映画を取り上げるのはまだ珍しく、この出来事は日本におけるAI映画文化の浸透の始まりを感じさせるものです。

YouTubeで日本語字幕版を公開中

本作『Winterhollow』は現在、日本語字幕付きでYouTubeにて無料公開されています。

本作の日本語字幕翻訳を担当したのは、AI映画監督であり、映像制作会社 DOT SCENE(ドットシーン)を運営する谷田裕紀(Hironori Tanida)。

翻訳担当・谷田裕紀(Hironori Tanida)よりコメント
「翻訳を通して作品世界に触れられたことは光栄でした。AI映画と日本文化のあいだに、新しい世界が生まれつつあります」

エピローグ & クレジット

『Winterhollow』は、神秘的な世界観の中にある“生命のぬくもり”を描き、単なる技術表現を超えた新しい映画体験として観る者に静かな感動を与えます。洞春寺という場所での上映、そして新聞掲載という形で伝えられたこの出来事は、日本におけるAI映画の新しい幕開けを象徴していると言えるでしょう。

作品名:作品名:『Winterhollow(ウィンターホロウ)― 冬の幻谷』
監督・制作:Roxanne Ducharme(ロクサンヌ・デュシャルム/カナダ出身)
日本語翻訳:谷田裕紀(Hironori Tanida)
上映イベント:OMNI国際AI映画祭 @ 山口県・洞春寺
掲載メディア:宇部日報(山口県の地域新聞)